タイムシェアの無償譲渡って?
ALOHA!
すっかりご無沙汰してしまいました。
Instagramだけは更新していますが、最後にハワイに行ったのは、昨年のGW明け。
撮り溜めた写真も底をつき始めました(^^;)
今年はいつ? 何回? ハワイに行けるのでしょうか(´Д`)
さて、最近、ネット上で、タイムシェアの「無償譲渡」という言葉を見かけます。
数百万円で購入したタイムシェアを無償で譲渡するとは、いったいどんなことなのでしょうか。
タイムシェアを購入するのは、多くの場合は、ハワイで「$100の商品券を差し上げるので、説明会に来ませんか?」と、声をかけられたとき。「$100あればお土産を買えるわ」「説明は聞くだけ」なんて思って(私もそうでした(^^;))、つい足を運び、きれいなハワイの海の見える、広い部屋に案内されて、「毎年ハワイに来られますよ」と声をかけられ、「う〜ん、買っちゃおう!」と清水の舞台から飛び降りる。
もちろん、これから発生するだろう管理費のことも、使い方も、ちゃんと説明を受けているんですけれど、「毎年ハワイに来られる!」という気持ちで舞い上がっちゃっていますから、あとになって「そんな話聞いてたっけ?」ということに。そして、時間が過ぎ、管理費の請求が届き、「あちゃ〜」となるわけです。おまけにこの管理費は毎年上がり続けます(´Д`)
「管理費が払い続けられない」となれば、「手放そう」となるのですが、ヒルトンが買い取ってくれるのは、基本、所有している物件より高い物件に買いかえるとき。管理費が払えないからという理由で買い取ってはくれません。
ヒルトンに買い取ってもらえる可能性は、どうも低い。そうなると、リセールを扱う会社に相談となります。希望価格を提示して購入者を探しますが、希望価格で売れないと、どんどん値段を下げていく。しかし売れるまで、管理費は払い続けなければなりません。
売れないし、管理費も払い続けられない。となれば、差し押さえとなり、権利は放棄されるのでしょうが、あまり後味のいいやり方ではありませんよね。
そこに登場するのが無償譲渡。タイムシェアが欲しいという人に、名義変更をする方法のようです。名義変更手数料や不動産登記費用だけで、タイムシェアが手に入るのですから、「欲しい」と思っている人にとってはあってもない話でしょうし、「手放したい」という人も多少経費はかかるにせよ、管理費からは解放されるのですから、両者にとってメリットがあるということになるのでしょう。
買うときは子どもに相続なんて思っていましたが、彼らがハワイに興味をもつか、年々高騰する管理費を払えるかは疑わしいし、売ろうと思っても売れないのであれば、相続させないほうがいいのかなと思うようになりました。
とはいえ、広さといい、設備といい、タイムシェアで過ごすのは本当に快適。毎年、ハワイに行くことで、ハワイがますます好きになりましたし、たくさんのお友達もできました。だから、タイムシェアを買ったことを後悔してはいません。だからこそ、元気なうちに、ちゃんと始末することも、私たちの仕事だと思っています。
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